DETAIL記事詳細

何故美容師がセルフカラーをオススメしないのか。そして、自宅で簡単にできるセルフケア。

こんにちは流山おおたかの森で託児所付美容室のideaのスタイリスト菊地です。

 


よく、美容室でこんな事言われませんか?
「自宅でのセルフカラーは絶対にしない方がいいです!」

僕が担当させていただいてるお客様にもたまに、時間がなくて自宅で染めちゃったわって方いらっしゃいます。
でも、実際何でおススメしないのか3つのポイントにまとめてみました!

そして、自宅で簡単にできるケアについても少し触れて行きたいと思います。

 

 

1.セルフカラーをオススメしない理由

①髪の毛のダメージになりやすい

②染めなくてもいい所まで染めてしまう。

③手間がかかってしまうのです

2.自宅で、できる簡単ケア

3.セルフカラーは何故オススメしないのか?まとめ

 

 

1.髪の毛のダメージになりやすい。

 

まず、1つめにお話ししていきたいのが髪の毛へのダメージです。
でも、パッと思い浮かべた時に美容室で染めるカラー剤も市販のカラー剤もあんまり"変わらない"じゃないかな〜?
そう思ったそこのあなた…これが変わるんです!(昔懐かしの写ルンですみたいな言い方なのは許してください笑)

では、ダメージといってもどのように違うのか。
まず、最近の市販のカラー剤はミルクティーやモカブラウン、チョコレート、ベリーレットなどなど…美味しそうな名前ばかり!そこはあり関係ないんですが(笑)
種類がとてつもなく豊富なんですね!
そしてその通りに誰が染めてもなる!それがの原因なんです!
誰がどう染めてもそのように簡単に染まるようにカラーリングパワーがフルマックスなんですね。
美容室では、1人1人のお客様の施術記録や、髪の毛のダメージをよく考えた上でお客様が求める色や明るさに最小限のダメージで染めるようにしています!
だから、よく市販のカラー剤ではお薬が1つだと思うですよね。
ですが、美容室のお薬を見ていただくとわかるんですがカップ(カラー剤が入っている容器)が毛先まで染める時は最低でも2つ多い時では3つ4つとあると思います。※ごく稀に1つの場合もあります※
美容室は何十とあるカラー剤から色々な色を混ぜて作っているからです!

2.染めなくてもいい所まで染めてしまってる!

2つめに、市販のカラー剤で染める時に本当に必要な部分だけ染めていますか?
美容室でよく聞くワードでカラーリングをする際に全体染めですか?リタッチですか?と聞かれる場面が必ずあると思います。
毎回全部染めましょう!ていう美容師さんは少ないと思います。
というのも、全体を染めているといくら美容室で染めるでも少なからずダメージがあるからです!

詳しく話していきますと、髪の毛には染めて1ヶ月2ヶ月経つと新生部と既染部という2つの部分に分かれます。
まず、新生部とはなんぞやとなりますが新生部とは新しく生えてきた部分のことを示します。そして、続いて既染部ですが名前の通り既に染めてある部分の事を指します。
そう、この2つの所を同じお薬で染めてしまいますとダメージの原因になってしまうというメカニズムになっております。
というのも、地毛の黒髪からどんな色や明るさにするにしても必ず髪の毛を明るくするお薬がまざっています。ですから、現状の髪色より明るくしない場合は既染部を明るくする必要がないんです!
なので、僕らは毛先のお薬と根元のお薬で塗り分けしているのです!
その点セルフカラーの場合ですとお薬は1つしか使わないそして、塗り分けなんて僕らは美容師でも無理です。
よって、必要のない部分まで染めてしまってダメージに繋がってしまうのです。
そして、なによりも塗り分けがしないためかなりの確率でムラになりやすいというのもあります!

3.とにかく大変!(笑)

3つ目の問題は、これは人によって捉え方が変わると思うのですがとにかくセルフカラーは手間暇かかり、後始末も大変掃除も大変!
お風呂で染めようが、リビングで染めようが中々慣れてないと周りの壁や洋服にお薬が飛んでしまう。←こんな経験ある方多いんじゃないですか?
その点美容室で染める場合は塗る作業からシャンプー、そして最後の仕上げまで全てを身を任せていける!ここも美容室で染めるメリットとしても結構大きんじゃないかと思います。

このような感じで早くて安くていつでもできる。そのようなメリットをセルフカラーでは感じていると思います!
で、す、が!その分やはりデメリットというのもあるのが現実です。
でもやはり、中々美容室行けない…そんな方も多いかと思います!
では、そんな方はどーしたら良いのか!?

せめて、セルフカラーによるダメージなどを自宅で簡単にケアをしていただいて防いで行きましょう!

では、今日からできる簡単自宅ケアを本当に今すぐできることを2つお伝えしようと思います!

1.とにかく濡れた状態での放置は避けましょう。
たまに、お客様でお風呂から出てそのまま自然乾燥の方が結構多くいるんですが、この自然乾燥も髪の毛のダメージの1つになっているんです!
というのも、髪の毛が濡れている状態でタオルなどによる"摩擦"がダメージの元だったりするのです。
ですから、できるだけドライヤーなどでしっかり髪の毛を乾かしてあげるのはダメージを防げる自宅ケアになるのです。
※補足ですが、たまにそんなら時間かけられないわという方100円ショップDAISOなどに手袋みたいに手につけられるタオル生地の髪の毛を乾かすのを早くしてくれる物が売っております←これ最強です(笑)
格段に乾くのが早くなります、そんな物もあるので試してみてください!

2.とにかくアウトバスを!

アウトバスとはいわゆる"洗い流さないトリートメント"です。
やはり、ご自宅で特に乾燥するこの時期などには髪の毛を乾かす前に洗い流さないトリートメントを使っていただき髪の毛を外敵ダメージから守ってあげる。これが自宅ケアでのミソにもなるくらい大事なことだとおもいます!

このように、セルフカラーや自宅ケアもそうですがやはり一カ月の内美容室に来るのは一回かもしれません。
なので、その美容室に来る時以外の生活の中でどれだけ髪の毛を思いあっていけるか、それが綺麗な髪の毛の維持に繋がってくることだと思います!
どの美容師さんも間違った事を伝える方はいないとおもいます、ですのでみなさんで頑張って綺麗な髪の毛にしていきましょう!

些細な事から何でも髪の毛のお悩みありましたら是非ご相談下さい!

INDEX記事一覧

新卒採用