COLUMNコラム
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白髪でもお洒落カラーを楽しみたいアラフォー世代の悩みも解消。
今日。日本人の平均年齢は約45歳ほどになりました。
美容の事で年齢と供に特に気になり始めるのが
白髪ですよね。
毎日鏡の前で朝の支度をしてる時に
頭の天辺や生え際。
つい目を向けてしまいますよね?
ファーストグレイでなるべく白髪染めはしたくない!
白髪でも明るめカラーを楽しみたい!
可能であれば白髪の増加を押さえたい!
毎月染めてて髪肌にに悪くない?
ホームカラーとサロンカラーの違いって何?
など、そんな悩みを持ってる方が殆どではないかと思います。
idea守谷店ではお客様の平均年齢40歳以上で
白髪染めのお客様が70%以上です。
美容師として一人でも綺麗を楽しめるよう
そんな悩みの対応策やサロンケアやホームケア
対策をお伝えしていきます。
白髪染めで良くある疑問
Q.マメに染めて頭皮は大丈夫?
はい。染めた後、又は最中に出る場合は一時性皮膚炎でしみているだけなので問題ありません。数日後に痒み、カブれ等が出なければ問題はないと思います。不安な方には頭皮の保護スプレーを使用していますのでご安心ください。
ただし、数日後に出る場合はジアミンアレルギー反応が出ている可能性があります。病院で検査をお勧めします。心配な方は事前に必ずパッチテストをしましょう。
Q.明るい色で白髪を染めたい
良く白髪はしっかり染めたいけど暗くしたくない!と、言われますがしっかり白髪が染まる明るい色はありません。
理由としては、明るい色味になる程、カラー剤の色素の含有量が薄くなるからです。その為、染まりも薄くなりしっかりとした染まりにはなりません。
ただ、ブリーチした後であれば、黒髪の部分も同じように白に近くなるため、白髪部分と同じように染まります。その為、ハイライト等は目立たせなくする有効なカラーリングのやり方でもあります。
Q.染めたけど痒みが出てきた
染めてる最中に滲みたり痒くなったりする場合がありますが、染めてる最中に痒くなったり滲みたりするのは一時的なもので、刺激性接触皮膚炎というものです。診断して問題なければカラーも繰り返せます?
ただ、染めてから1日~数日後に症状が出るものはアレルギー性皮膚炎になります。
これはアナフィラキシーショックも起こしかねないものになりますので、ヘアカラー自体をすることをお勧めしかねます。
どうしてもしたい場合はヘアマニキュアで染めることをお勧め致します。
Q.眉、ひげのカラーはしても良い?
これは薬事法の問題上禁止になります。全ての体毛も毛には変わりありませんが、特性が違います。
特にお顔周りのカラーは目、鼻等粘膜が薄く、薬剤により深刻なダメージを受ける可能性もあります。
その為、施術は不可になります。
Q.染めてすぐに色が抜けてしまう
色が抜けてしまうのは明るめのカラーで染めていると抜けやすいです。
理由は、明るくなる程カラー剤に含まれる色素が薄くなるからです。その為発色も明るくですために色はしっかりは入りません。
ダメージが原因の場合、髪の中に色味を留めておくタンパク質などが抜けてしまっているために、染まるがすぐ褪色してしまう。という原因になります。
明るいファーストグレイをハイトーンで楽しむ
通常であれば白髪染めで対応するのがベーシック。ですが、それだけだと周りと同じになってしまいます。そこでお勧めなのがハイライトカラーです。
根本全体をグレーカラーで染めてしっかりカバーしてあげて、毛先を細かく毛束をとりハイライトをいれていきます。
全体がトーンアップして明るくも見え、ハイライトによりスタイルに立体感も出るので、いつもと違うカラーを楽しめます。
褪色後のハイライトの部分に色味をプラスすることで普段の白髪染めでは出せない色味も楽しめますし、褪色後のキラキラと浮く白髪の色浮きも気になりません。
また根本が伸びてきたときに、白髪の部分と毛先のカラー毛との差が気になる方も多いですが、ハイライトの効果で根本の白髪が目立つのもカモフラージュしてくれるので気になりにくくなります。
カラーでお洒落をしながら伸びてきた気になる白髪を抑えたい方にはお勧めです。
グレーカラーを全体的に施していますが、ワンメイク(単色)のカラーとは違って、全体に筋で明るい髪が散るため、立体感が出て、更に全体が明るく見えます。
毛先の褪色で白浮きしてもハイライトが入っているため目立ちにくくなります♪
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Manabu horikoshi(@manabuhorikoshi)がシェアした投稿 - 2017年10月月4日午前7時14分PDT
レイヤーとパーマをプラスしたスタイルにハイライトが入るとこれだけ立体的な見え方になります。
お洒落さも上がりますし、お勧めです♪
白髪が増える原因
原因① ストレス
よく耳にする言葉です。
ストレスも様々ですが、精神的な負担が身体にも負担になります。
強いストレスを受けることで、交感神経が緊張状態になり、血管が収縮します。
それにより、末端の毛細血管の血流も悪くなり栄養が渡りにくくなります。
最悪、栄養が行き渡りにくくなり、白髪になるだけでなく、抜け毛が増えることにも繋がります。
ストレスは溜め込みすぎないようにしましょう。
原因② 遺伝
両親のどちらかが白髪が多いなど、それが遺伝して生えやすい体質になる方もいます。
10代など若いうちから多い方もいます。ストレスもあるかもしれませんが、特に感じていない方は遺伝の可能性も。
両親が白髪が多くなかったとしても、そのご両親や親族にいる場合は、隔世遺伝と言う場合もあります。
原因③ ヘアカラー
美容室でヘアカラーが白髪の原因だなんて書くのがあり得ない。と思う方もいらっしゃると思いますが、事実です。
ヘナ等植物系カラーは例外ですが、酸化カラーは過酸化水素水を使用しています。
過酸化水素水は活性酸素(老化物質)の1つです。
下記で詳しく書いていますが、メラノサイトの働きを阻害するために髪に着色出来ず、白髪になりやすくなります。
白髪を増やしにくくするための対策
対策① ストレスを溜め込まない
原因でも書きましたが、ストレスは万病の元です。白髪も例外ではありません。
好きなことや、趣味などに没頭することも大切です。
対策② 栄養バランスを考えた食事
髪に限らずですが、身体を構成するのは栄養です。
髪はタンパクやミネラルなどを多く栄養源とてます。
よく、海草がいい。等と聞きましたが、間違いではありません。
ただ、それだけではないので野菜、肉、魚等をバランスよく摂ることが大切です。
対策③ 睡眠不足を解消
睡眠中に体内で作られるホルモンの分泌も減り、且つ、メラノサイトの働きを悪くするためメラニン色素の生成が減る可能性もあります。
そのため、白髪が増える可能性に繋がるので、睡眠が足りていない?と、心当たりのある方はなるべく質のよい睡眠を心がけましょう。
白髪の原因を減らす
可能なのであれば誰しもが白髪というより地毛で元気なハリのあるツヤ髪がいいですよね?やっぱりツヤがあってハリコシのある髪は若々しくみえますから目を引きます。
どうしたらそんな美髪を維持できるのか。やってあげるといい事をお伝え致します。
ヘッドスパで頭皮のケア
顔はマイナス5歳。首は実年齢。頭皮はプラス5歳などと言われています。
それくらいお顔には良い化粧品をお使いになられるのに、同じ皮膚一枚で繋がっている頭皮には意識が低い。と言うのが現状です。
以外に皆さんやれてるようでやれてないのが頭皮のケア。最近ではケア意識だけではなく、癒しやリフレッシュ効果を求めてやられる方も多いです。
最近になりようやく頭皮ケアが定着してきました。髪の艶が欲しくてトリートメントをされる方が多い中、なぜヘアケアはするけど頭皮ケアをしないのか。
理由は結果がすぐに出ないから。
トリートメントはやればその場で手触りの変化、香りが良く癒される。などありますが、実際頭皮を覗くファイバースコープのようなものを揃えてるサロンは専門店でない限り少ないと思います。
すぐに効果を実感できにくいかも知れませんが、頭皮ケアとは長期的に継続して髪の生える土台、毛根を更けさせないことに意味があります。
例えば畑で野菜を育てる。
土が赤土。または土壌の痩せた状態や潤いがなく乾燥しきった所で元気で青々しく根っこがしっかり張った元気な野菜が育つでしょうか?普通に考えても真逆なのが分かるかと思います。
頭皮環境が悪くなると血管が痩せてしまい、少ない栄養を毛根がギリギリ生きるために何とか栄養を取り込んでるくらいです。
畑はいい状態に戻すのに沢山の栄養剤や石灰などを撒いて土壌を沢山の時間を使って戻していきます。
髪を元気に生やし、ハリがあり白髪の少ない髪。お洒落にヘアカラーを楽しむためにはトリートメントも大切ですが、基礎の部分。頭皮ケアの意識を高めてあげることでより白髪の少なく若々しい髪を維持できるはずです。
当サロン、ideaではヘッドスパ専用ブースを設けるなどリラックスしていただける作りとなっております。
気になる方はideaにご相談ください。
毎月ヘアカラーを続けて安心なの?
市販のヘアカラーも最近では沢山出回ってますよね?多分皆さんも1度は使われたことがあると思います。
もちろん私も美容師を始める前は何度も市販のヘアカラー剤で染めた経験はあります。パーマ液も同じですが、ヘアカラーも薬剤であり、人体に害のある劇薬の一つです。
美容室ではシャンプー台でお顔や身体に劇薬を付着させながら流すことはしませんので、安心して流せますが、家でヘアカラーをされた場合はそうもいきません。
ideaではヘアカラーをされたお客様には必ずヘアカラーの薬剤分解のカタラーゼと言うトリートメントを降り着けます。その薬剤は白髪染めやお洒落染め、全てのアルカリカラーに含まれる過酸化水素という劇薬を水と酸素に分解して無害なものに分解してくれます。
過酸化水素とは
過酸化水素とは要は活性酸素の一つです。大体の方がお肌の状態がハリがあって若々しい状態を保ちたいですよね?そこで髪、肌の老化を加速させてしまうのが活性酸素です。
過酸化水素と言うものが頭皮や髪の中に残っていることにより髪肌を酸化させてしまい老化を加速させてしまいます。
それにより、艶がでない。ハリコシがない。潤いがない。 髪が痩せる。と言うように若々しく綺麗な髪を保ちにくくなります。
髪のダメージが大きくなると髪のたんぱく質、脂質、水分が抜け出て状態が悪くなり髪の中に色味を留めておく場所が無くなりカラーをしても染まりにくくなったり、色の定着が安定しなくなります。
しかも。過酸化水素水と言う薬の1番厄介なところが、1度髪や頭皮に浸透すると抜け出にくい性質があり、毛乳頭細胞の周りにあるメラノサイトの働きを阻害してしまいます。
メラノサイトがメラニン色素を分泌させて、髪に行き渡らせることが出来なくなってしまうため、白髪が増えやすくなると言われてます。
この様なことから、白髪染めをセルフでされることは極力避けて、美容室でヘアカラーをされることをお勧めします。
何故染めた白髪がすぐ目立つのか
毎月毎月染めてらっしゃる方も多いと思います。
髪は一月(約4週間)で1cmほど伸びます。
根本の伸びてくる部分は勿論ですが、染めた部分の白髪の白浮き。気になりますよね?
基本的に、白髪染めのカラー材はおしゃれ染めのカラー剤より色素が沢山入ってます。
そのため、同じ色レベルで染めても少しおしゃれ染めより暗くなります。
ですが、時間が経つと褪色してきて白髪の部分が抜けてくるんですが、黒髪と違いメラニン色素をそもそもほぼ含まないのでベースが明るいわけです。
そのため、黒髪と白髪に対して同じ明るさで染めた場合、ベースのメラニン(黒色)がない白髪の方が抜けたときにベースがないため明るく白っぽく浮きやすくなるわけです。
全体カラーをしたときに毛先の明るさが、根本と少しあってないときがあると思いますが、一度カラーをして明るくなってるので、根本の伸びた部分と一度カラーをして褪色後の明るくなりすぎてる部分では明るさを変えないと同じ明るさにするのは難しくなります。
程よい明るさ、色の持ち。全体を考えるとカラーの明るさは6~8レベルが最適になるかと思います。
他の人との違いなどが欲しい場合は先にお伝えしてるハイライト等がおすすめです。
サロンカラーとホームカラーの違い
最近では本当に白髪染カラーの種類が沢山増えて何を選んだら良いかわかり辛くなってきてます。
メーカーによって明るさや色味の表記、名称が違うため合ってるものをどう選んだらよいのか迷います。
勿論、サロンワーカーとしては市販のモノを使わずにサロンの白髪染めカラーで染めてあげたいのが本音ではあります。
そこでサロンの白髪染めカラーと市販の白髪染めカラーの違いとメリット、デメリットをお伝えさせていただきます。
サロンカラーのメリットとデメリット
サロンの白髪染めカラーのデメリットですが、唯一あるデメリットとして料金が高い。それとお店に行かないと出来ない。と言うこと。
時間を作って2時間程の時間とホームカラーより高めの料金でやってもらうことくらいです。
市販の白髪染めカラーと違いサロンの白髪染めカラーは本当に種類が沢山あります。上記でも書いてますが白髪染めの中だけでも種類があり、更にその中で色味、明るさの幅があります。
この様にお洒落染めカラー、白髪染めカラーの種類、明るさの幅がこれだけあります。他にもまだ沢山種類があり、個人ではとても選びきれない種類です。
サロンの白髪染めカラーのメリットですが、色の幅がある分純粋な色味のみで出来上がっています。その為、そのままの色が出るので、綺麗に染まり上がります。
市販の白髪染めカラーやお洒落染めカラーは補色というものが多目に入っている傾向にあります。
補色とはなりたい色味に合わせるために地の髪のメラニンの色味を押さえたり、他の色味等を打ち消してくれたりするので、なりたい色味を綺麗に出させるために必要なサポート役の色味です。
これがサロンの白髪染めカラーでは個人の持ってる色味に合わせて調合します。綺麗に色味を出すために微調整して一人一人に合わせられるのがサロンカラーの良さであり綺麗に仕上がるポイントです。
このようにホームカラーとサロンカラーの白髪カラーやお洒落カラーの比較を考えると、ホームカラーのメリットはコストのみで、特化してる部分は特にありませんので、サロンカラーをされることをお薦めします。
ホームケアについて
カラーを長持ちさせるためには必ずやってあげたいのがお風呂の後のドライヤー前のアウトバストリートメントをつけてから乾かす事。
シャンプー後のドライヤー前は必ずアウトバストリートメントをつける。
保湿成分などが含まれていたり、熱から髪を守ってくれたりしますので、ドライヤー前やアイロンで巻いたりする前に使用してあげると熱によるダメージも軽減できるため、パサつきの防止にもなります。
特にパーマや白髪染めなどマメにされる方も髪のタンパクや水分、脂質が流出しすぎると褪色が早まったり、進行しすぎるとパーマ、カラーが思うように出来なくなることも。
美髪は一日にして成らず。少しの手間をコツコツ続けてあげて、つい振り向きたくなるような美髪を保ってあげましょう♪
また、紫外線などによるダメージでも白髪染めなどのヘアカラーは褪色しやすいので、アウトバストリートメントをつけてあけると髪の表面に膜を張り内部にも栄養分を入れてくれますので褪色を防止してくれます。
必ず乾かす前やヘアアイロンの使用前などもつけてあげましょう。
まとめ
人の第一印象は数秒で決まります。髪の毛から受ける印象の割合はかなり高めのようです。
常に美髪でいれるように何時も担当してくれてる美容師さんに適切なヘアケアアドバイスやヘアカラーとの上手な付き合い方。良いタイミングで綺麗を維持出来るように相談してみると良いと思います。
茨城県守谷ひがし野2-2-7
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リゾートサロンidea守谷店
スタイリスト 堀越学