DETAIL記事詳細

似合うパーマスタイルに出会った事がない方へパーマの種類の徹底解説

皆さんはパーマって聞くとどんなイメージがありますか?

・髪の毛が痛む
・自分でうまく出来ない
・時間がかかる
…etc

マイナスなイメージを持ってる方が多いのは承知しております。
ただそれは大きな間違いです!

パーマは

・もっと可愛くなれる、もっとカッコよくなれる
・悩みを改善してくれるための手段
・お手入れを楽にしてくれる
・思ったより早く終わる
そんなメニューです!

またヘアカタログや携帯でヘアスタイルの画像を検索した際に出てくるヘアスタイルの多くが、パーマが掛かっていたり、コテで巻かれたりしているヘアスタイルばかりです。

なんでそういったヘアスタイルが多いかというと、キレイにまとまったスタイルよりも、今旬なスタイルはどこか抜け感があって、動きのあるスタイルが流行っているからです。

そして、何を隠そうと〝本当はこうだったらなぁ〟とお客様自身が思ってるからです。

では何故そんなマイナスなイメージを持ってる方が多いかと言うと、
そもそも美容師がパーマに対してマイナスなイメージを持っていて、パーマに対して知識、技術がない美容師が多いからです!

(決して美容師さんを敵に回したい訳ではありませんのでご注意下さいm(__)m)

では実際になんでパーマを掛けた方が良いのか、どういった悩みを改善してくれるのか、どういったパーマの種類があるのかについて、ご紹介していきたいと思います。

何故パーマなのか

 

 

何故パーマをかけた方がいいのかは、女性に向けてお伝えしていきたいと思います。

(男性もパーマをかけた方がカッコいいし、今っぽいと思ってます)

まず女性といっても、年代、レングス、テイスト、ファッションメイクとのバランス、なりたいイメージは様々です。

ただ一つ言えるのは、必ずどこかしらに女性らしさ、みたいなものは残したいし、表現したいのが絶対です。

これはどれだけボーイッシュなスタイルや、メンズライクな雰囲気の方でも、必ずヘアスタイルのどこかや、メイクのどこかに女性らしさを入れないと、見た目が男性に見えてしまうからです。

ではその女性らしさってなんなのかというと、それは曲線です。

曲線がある事によって、女性らしさというのが表現され、雰囲気に柔らかさが出ます。

それはヘアスタイルに限らず、顔のパーツ、体のライン、声質(男性と比べると声質が柔らかく丸みのあるような声)、行動範囲など個人差はありますが、曲線が多いです。

それに比べて男らしさというのは、
直線的な動きだとより強調されます。

直線的な動きのあるヘアスタイルだと、無骨なイメージや、芯の強さ、真面目さなどが表現されます。

その曲線をヘアスタイルのどこかに入れる事によって女性らしさが出て、どこにどんな曲線を持ってくるかで見られるイメージが変わってきます。

それが必ずしもカットだけで出せるとは限らず、ほとんどの場合がカットだけでは作れません。

なので‼️
パーマが必要なのです。

パーマにはどんな種類があるのか?

そこでひとえにパーマといっても色んな種類、色んな掛け方、色んなスタイルがあります。

それをご紹介していきたいと思います。

デジタルパーマ

 

 

主に熱を使ってかけるパーマで、パーマを巻く際のロッドにコードを繋ぐと電気で熱を帯びてその熱を使って掛けるパーマです。

別名形状記憶パーマ、熱パーマなんて言われることもあります。

特徴としては、熱を使って掛ける事によって、自宅でスタイリングした際にカールやウェーブが出やすく、再現性が高いのが特徴です。

また持ちが良く、スタイル、髪質等にもよりますが、3ヶ月〜1年くらい持ちます。

パーマを掛ける時間ですが、カットの時間も含めまして2時間半〜3時間程です。

料金は使う薬剤が高値であるのと、時間が長い事もあり、パーマの中では高値で、当サロンだと11,000円(カット別)〜です。

熱を使って掛けるため、頭皮が熱くなってしまうため場合によってはショートスタイルだと掛ける事が出来ない場合があります。

デジタルパーマに向いているスタイルは、

・ミディアム、ロングのパーマスタイル

です。

また向いている髪質の方は、

・硬毛、剛毛の方
・多毛の方

が向いてます。

向いているライフスタイルの方は、

・手入れが苦手な方
・朝忙しく、あまり時間をかけられない方

です。

スレンダーパーマ

 

根元はストレートパーマ、もしくは縮毛矯正、毛先はデジタルパーマを組み合わせたパーマです

スレンダーパーマは

・パーマかけてみたいけどクセ毛だからかけたらもっと広がってとんでもない事になるからかけれない
・美容師さんにクセを活かせばいいって言われたけど、もっと手入れを楽にしたい

って思ってる方へまさにおすすめのパーマです!

少し話は逸れますが、

日本人は7割の人がクセ毛と言われています。

そのクセ毛さん達は、自分の髪質が悪いからと色んなスタイルを諦めていたり、美容師さんにクセがあるからやらない出来ないと言われ続けてパーマを掛けてこなかった人がすごく多いと思います。
また過去にかけた事があるけど、思ったイメージ通りにならなかった、なんて経験がある方もすごく多いと思います。

ただクセ毛さんがパーマをかけてないのには原因が2つあって、

1つが、美容師の技術力不足。

冒頭にも説明した通り、美容師がパーマに対してマイナスなイメージを抱いている事が多く、そのイメージを持っている美容師にかけてもらって思った通りのイメージになるイメージが湧きませんね。笑
やはり掛ける前からお客様のなりたいイメージをしっかり聞き出し、引き出した上で、それを自信を持って施術してくれる美容師じゃないと、お客様的には掛けたい、また掛けたいと思うはずがないですよね。

ただ現状、今の時代ほとんどの方がカラーをしていて、またブリーチやハイライトなどハイダメージなカラーをしている方が多く、コテ、アイロンなどを普段から使用している方も多いため、そのダメージを受けた毛にパーマを掛けるとなると、リスクが高く、しっかりした毛髪診断、薬剤選定が出来ないといけなくて、とても診断力、経験、技術力が必要とされます。
なので多くの美容師が避けている事が多いです。

もう1つがそれに関連していて、美容師の提案力不足。

お客様が心の底ではパーマを掛けてみたい、と思っているが、どうせ思い通りにならない、自分には似合わないと思い、美容室に予約する際はパーマは予約をせず、そのお客様がご来店された時に、予約した通りのメニューを施術して終わってしまっている事です。

勿論全員のお客様が当てはまるわけではないと思いますが、パーマを掛けてないお客様が決まっていうセリフが、
「パーマを掛けましょうと言われないから」
なんて統計のデータもあったりします。

自分達美容師はお客様のご要望やお悩みを叶えるのは大前提ですが、やはりその先にお客様の思い描いているイメージの一歩先のイメージを描いて、お客様のなりたいを常に叶え続けるのが役目でもあると思います。
それを引き出して、提案しない事には、お客様の本当のご要望は叶える事は出来ないんじゃないかと思います。

それでは話を戻しまして、
スレンダーパーマに戻りたいと思います。

特徴としては、前述の通り根元はストレートパーマ、縮毛矯正をかけ、毛先にデジタルパーマをかけ、とにかく自宅での再現性が高く、お手入れが楽です。

持ちも良く、デジタルパーマ同様3ヶ月〜1年程で、根元のクセが出てきた場合、毛先のパーマが残っていれば、根元のストレートのリタッチだけで済む場合もあります。

所要時間は髪質、レングスによって変動が大きいですが、少し長く、カットも含めて3時間半〜5時間です。

料金はデジタルパーマにプラスストレートパーマ分が乗っかってくるので、18,000円(カット別)〜と割高ですが、毎朝の手入れは本当に何もしなくても良くなるので、どちらを取るかです。

コールドパーマ

 

 

いわいる世間一般的にいう普通のパーマというのがこれです。

ロッドを巻き、そこに液体の薬をつけてカールやウェーブをつけていくパーマです。

ただ使うロッド、ロッドの巻き方、使う薬剤によって作れるヘアスタイルは無限大で、バリエーション豊かです。

特徴はパーマ掛ける際、薬剤が液体であるため、顔に薬剤がつかないように、タオルで顔をカバーしてターバンをします。

この時間は巻かれている方は心地の良い時間ではありません。

ただロッドの種類、形状、太さ、長さも様々なので、作れるスタイルのバリエーションが広く、また濡れている時が最大限にカール、ウェーブがついていて、乾くと少し緩やかカール、ウェーブになります。
なので、スタイリングの仕方でも、スタイルの幅は広がります。

持ちはこちらもスタイル、髪質によっても変動はありますが、2ヶ月〜半年程です。

所要時間は、カットを含めて2時間前後です。
料金は、6,000円(カット別)〜です。

コールドパーマは本当にバリエーション豊かなので、大抵のパーマスタイルはこのパーマで叶える事が出来ます。

ただお客様の髪質、髪の長さ、ライフスタイルによって違ったパーマの方がいい場合があるので、そこは是非美容師にご相談下さい。

 

レングス別パーマスタイルの印象

髪の長さによってもパーマスタイルのバリエーションは幅広く、また印象も大きな違いが出てきます。

ロング

優しい印象、落ち着いた印象

 

ロングの毛先に軽くカールを付けたパーマスタイルは優しい印象や落ち着いた印象に見えます。手入れがしやすいのも特徴です。

また毛先のカールの大きさを調整すると印象の違いも持たせれます。

緩いカールだと優しい印象、くっきりカールだとガーリーな印象が強くなります。

 

アクティブな印象、積極的な印象

ロングのある程度上からかけたパーマは、全体的に動いてみえるので、アクティブな印象や積極的な印象に見えます。そんな女性が意外とシャイだったりするとギャップという印象が発生しますね!

ウェーブが緩いと外国人風、くっきりウェーブだとガーリーやちょっとクラシカルな印象もあります。

 

 

ミディアム

優しい印象、落ち着いた印象

ミディアムで毛先に軽くかけたパーマはこなれ感も出て、このスタイルはOLさんなどが多いです。縦の印象があるので大人っぽさもありながら、ボリュームもあって若々しい、可愛い感じもあります。

 

大人かわいい印象、王道パーマスタイル

 

ミディアムの少し高めの位置からかけたパーマは王道中の王道のパーマスタイルです。大人っぽさもありながら、顔周りにあるゆるふわの髪が可愛さMAX。また顔周りに動きのある毛をリバースであったり、フォワードであったりに持ってくる事によって顔型をカバーして小顔効果も持たせる事ができるのが強みです。

 

ボブ

上品な印象、落ち着いた印象

ボブの毛先に軽くパーマをかけるのはシルエットを補正する時によくかけて、顔型とのバランスをはかります。またトップのボリュームが出づらい場合も軽くパーマをかけるとふんわりします。そうする事によって上品な印象や落ち着いた印象を見せることが出来ます。

 

可愛い印象、ガーリーな印象

ボブのウェーブがかったパーマはナチュラルな印象でゆるくかけるとナチュラルな感じ、強くかけると個性的な印象になります。

 

ショート

上品な印象、カッコいい印象

 

ショートだと子供っぽくなるのが嫌という方も多いですが、動きをつけて、シルエットを操作してあげることによって上品な印象やカッコいい印象を作れます。

また前髪とのバランスで印象も大きく変わってきます。

 

 

まとめ

 

 

ひとえパーマといっても、種類、スタイル、掛け方は様々です。

そしてヘアスタイルのどこかに必ず曲線を持ってくる事によって今よりも、グッと女性らしさが増して、どこか愛くるしさもあって、思わず触りたくなるような髪になります。

またその人から醸し出す雰囲気も柔らかくなり、表情まで変わり、印象も変化します。

なので周りから見られる印象には、思ってる以上に変化が見られます。(あまり変化を持たせたくない方もいるかと思いますが、勿論そのイメージに合わせて掛ける事もできます)

また自分の気持ち、内面までをも変えてくれる可能性があるものです。

・今まで思い通りのパーマがかかった事がない方
・美容師にパーマかけない方がいいと言われてきた方
・パーマを掛けて似合うか自信がない方
・自分は髪質が悪いと諦めている方
・毎日鏡の前でストレスを抱えている方

この記事を読んで、少しでもパーマにチャレンジしてみよう、パーマを掛けてみたいと思って頂けた方がいれば最高に嬉しいです!

idea守谷店(イデア)
茨城県守谷市ひがし野2-2-7
0297-20-0044

 

店長/トップスタイリスト
奥谷 慧介(オクタニ ケイスケ)

INDEX記事一覧