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意外と知らない白髪になる原因と頭皮ダメージ!薄毛が気になる方も必見!

今回のコラムですが、白髪と頭皮について美容師目線でお伝しお役にたてれば幸いです。

idea研究学園店 トップスタイリストの山田尊徳です。

なぜ白髪は生えてくるのか?なぜ頭皮と関係しているのか?

男女問わず、多くの方が年齢を重ねるにつれて抱えている悩みの1つではないでしょうか?

耳にはするけど、分かっているようで、意外に知られていない白髪と頭皮の関係性。

普段のサロンワークにおいてもお客様から特に聞かれることが多く、気にされているワードです。

このコラムを読んだことで、これからの生活の役に立ち、人生が豊かになる事を心から願っております。

まずは美容師から見た白髪が生えるメカニズムを見ていきましょう。

 

 

 白髪が生えるメカニズムを徹底分析

 

1 加齢

加齢によって白髪が増えるというのは、メラノサイトという色素細胞が生成しているメラニンの働きが悪くなり、メラニンの生成が鈍くなったり、細胞そのものが死んでしまうことが白髪の原因の一つ。メラニンがないと実は髪は真っ白でもともと髪は白髪なんです!

 

2 遺伝

白髪になりやすい人は遺伝的な要因が強いといわれています。若白髪の人は10代~20代で白髪が出始めることもあります。

 

3 精神的ストレス

過度のストレスや、栄養状態の不良、薬の副作用や代謝障害によって白髪が生じることもあります。

 

白髪になる要因として老化はもちろんですが、更に頭皮自体に負担をかけてしまうと老化を加速させてしまう恐れがあります。

老化で白髪になった場合は、もとの黒髪には二度と今のところ戻ることはありません。

しかし、老化を止めることはできませんが、遅らせることはできます。

老化を加速させてしまう恐れのある、頭皮のダメージの要因をさらに分析していきましょう。

 

頭皮のダメージを徹底分析

 

1 紫外線

紫外線の影響により、頭皮の細胞に大きなダメージを与え、気になる老化を加速させる活性酸素が発生する。

2 ホームカラー

洗い残しにより頭皮に過酸化水素が残留し、毛穴から出た皮脂が酸化されて過酸化脂質に変わり、毛乳頭の細胞を傷つけてしまい、髪が薄くなるなどの頭皮トラブルが起きてしまう。

3 乾燥

年齢を重ねるごとにたくさん皮脂が分泌されてしまい、頭皮にダメージを与え乾燥してしまう。

4 病気

頭部白癬(通称しらくも)や、乾癬など、頭皮を清潔に保っていないと引き起こしてしまう病気もあります。

原因は様々ですが、シャンプーを変えたり、しっかりドライヤーで乾かすなど、日頃から気を付けることが大事。

5 ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンの減少が脱毛症に大きな影響を与え、男性ホルモンの増加が毛根の髪を育てる部分を攻撃する成分が生まれるリスクが出てくる。

生活習慣の見直しによって改善することが可能です。

6 睡眠不足

適度な睡眠をとれないことによって、新陳代謝や免疫力を低下させ、栄養や酸素が頭皮の血流が悪くなりダメージにつながります。

7 ストレス

睡眠不足と同様に、免疫力を低下させ、乾燥を引き起こします。

頭皮の硬さや赤み、抜け毛の原因になる他、ホルモンバランスを崩して様々な不調の原因になる。

血行不良により、 栄養素や酸素が届かなくなると、毛母細胞やメラノサイト細胞の活動が妨げられてしまい、抜け毛や白髪などのトラブルが発生する。

全身の中で最も末端にあたる頭皮は毛細血管しかなく、届けられる血液量も少ないので血行不良を引き起こすリスクが高い。

 

頭皮ダメージをさせない正しいシャンプーの仕方とは??

 

紫外線やホームカラー、乾燥などでダメージを受けやすい、もしくはもうすでにダメージしている頭皮のシャンプーの仕方を知っておきましょう。

1 シャンプーする前にまずはブラッシング

ロングヘアーの方は特に、まだ髪が濡れていない状態でブラッシングをしてシャンプーをする前に必ず髪をとかしておきましょう。髪の毛に引っ掛かりがある状態でシャンプーをしてしまうと、絡まりで引っ張られることによって頭皮や髪にダメージを与えてしまいます。

2 シャンプー剤をつける前にしっかり髪と頭皮を濡らす

まずは、シャワーで頭皮と髪全体に水分がいきわたるようにしっかり濡らしていきます。約1分30秒~2分ぐらいが目安です。しっかり濡らすことによって、ある程度の頭皮や髪の汚れを落とすことができます。

3 シャンプー剤の泡立て

ここで大事になってくる最初の関門、泡立てです。頭皮と髪の毛全体に泡がいきわたるように泡立てしていきます。上手く泡立てるコツは、水の量と空気の量です。泡立てていく際にお湯を少しづつ足していくとうまく泡立ちます。頭皮とは違い、髪全体に泡をいきわたらせることによって髪の毛はシャンプー剤の泡だけで汚れが落ちます。

自宅で簡単!セルフ頭皮マッサージの正しいやり方

頭皮はマッサージをすることによって柔らかくすることが出来ます。頭皮が柔らかくなることで、頭皮の血行促進につながり頭皮環境が良くなり髪の毛が太く育つようになり抜けにくくなります。

①頭皮全体を揉むようにマッサージする(5本の指全部を使って、頭皮を軽く持ち上げて引っ張るような感じでマッサージしていきます。)

②こめかみを上に持ち上げる(こめかみの頭皮を上に引っ張るような感じで、上に押し上げて押し上げた状態で約10秒くらいそのままの状態をキープしてください。)

③ 首筋のつぼを押し上げるようにマッサージする。

様々な原因により、頭皮への負担が加速しています。ぜひこのコラムを参考にして豊かな人生を送っていきましょう。

 

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